ウサちゃんも人間と同ように年齢を重ねるごとに、身体能力・内臓機能が衰えていきます。急に元気が無くなったり、病気になる可能性が高くなります。少しでも長く飼主さんとウサちゃんが幸せにくらせるように高齢のウサちゃんとの過ごし方をご案内します。
高齢になったからこそ重要な健康診断
病気を早期に発見・治療できるように、年に2回は健康診断を受診することをおすすめしています。
高齢のウサちゃんにみられやすい変化
- 視覚、聴覚、嗅覚などが衰える
- 白内障にかかりやすくなる
- 毛並みが悪くなる
- 免疫力が衰え、病気に感染しやすくなる
- 消化機能が衰え、下痢や便秘になりやすくなる
- 心臓や腎機能がおとろえる
- 膿瘍の発生率が高まる
- 下半身が弱くなり、あまり活発に動けなくなる
- 痩せてくる
- 縄張りに興味がなくなる
高齢のウサちゃんのケア
ゆっくりできる環境作り
足に負担の少ない床材に変えてあげてください。
また、周囲に危険がないように配慮し、騒音や気温の急激な変化、接し方などでストレスを与えないように注意してあげてください。
ご飯
運動量が減ったり、食欲がなくなってくるなどのウサちゃんの変化に合わせて与え方も変えてあげてください。
高タンパク高脂肪のものは避けてください。